今日、子育て支援施設に行ったら英語のイベントがあったからか、同時に一時預かりの登録をしている保護者が複数人いらっしゃいました
0歳のお子様と思われます
私も長女が0歳の時、あ〜この遊び相手いつまで続くのかな〜、いつになったら歩くのかな〜、いつになったらコミュニケーション取れるのかな〜って思っていました
特に7ヶ月か8ヶ月くらいの頃
1時間数百円で預けられるなら預けた方が親はラクかもしれません
でも子育ては時に親の忍耐も必要なのではないかと思うのです
面倒なことややりたくないことって皆んな避けたい、でもそれが愛情というか、自分より相手を優先するからその人を信頼したり、逆にしてあげたくなったりするのかなって
子育てこそ因果応報が当てはまるのかなと個人的には思っていて
やっぱり子育てを一生懸命頑張って大事に育ててこられた方の親子関係は、子供が大きくなっても親へのリスペクトの態度や接し方はそれなりだと思いますし、逆に子供と真摯に向き合ってこなかった方(真摯に向き合ってきたつもりだけどしっかりしてほしいあまり子供の意見を否定してしまったり厳しくしすぎたりした)の親子関係は子供が大人になっても相変わらず良いとはいえないのではないかと思います
これは金銭的な豊かさとは関係ないと思います
子供への愛情や気持ちがあるかどうかが大切だと思うのです
シングルマザーでも必死に自分達を育ててくれていることが伝われば、一時的には忙しくて過ごせる時間が少なくてもそれが理解できる年齢になった時に感謝されると思います
逆にお金はあっても家でスクリーンばかり観せて自分が汚れるのが嫌だからと外遊びに連れて行かなかったりしたら子供は親に諦め、反抗し、逆にいつまでたっても手のかかる子供になってしまうと思います
なかなかやり直しがきかないのも子育ての難しさでもあります
子供は親が思う以上に感じていますし、そのまま受け止めます
成人するまで約20年ありますが、実際には中学生くらいには精神的には親から離れている(愛着障害などがなく、元気に健康的に育った場合)と思うので、10歳くらいまで心のサポートができれば大丈夫なのではと個人的には思います
その10年間にどれだけ親子の信頼関係が築けるか
特に3歳までの3年間にどれだけ無条件に自分より我が子に愛情を与えられるか
産まれて3年間が愛着関係を育むにおいて非常に大事な基礎土台となる時期だからです(アイデンティティ、人格形成を築く上で非常に大事な時期でやり直しは難しい)
ここで心の土台がグラつくと後からどんなに立派な知識を与えても心にストレスがかかった時に一気に崩れてしまう
逆に心の土台がしっかり築ければ強いストレスがかかっても耐えられるし、修繕は容易い
親に愛されて育てば自己肯定感が高くなり、そのような子は素直なため、後から得た知識はどんどん吸収し、周りに優しく社会的にもリーダーシップを取れる人になるでしょう
最近は民間事業者に我が子を預けやすくなりましたが、自分のためにも社会のためにももう少し親が忍耐強く子育てに向き合ってもいいのではないかと思いました
だれでも通園制度の趣旨は、多様な働き方やライフスタイルに応えるためとありましたが、やはり子供の気持ちは置き去りで経済優先ということでしょうか
母親と離れるときに子供がママ〜と泣き叫ぶのはあなたがいい母親だからなのに…
こんなに愛おしいお子様、お預かりして本当にいいのですか?と言って親を止めるどころか、ぜひ利用してくださいねと若い受付のお姉さんに言われてなんとも言えない気持ちになりました
子供の心の叫び声より経済を優先した結果、欧米では家庭崩壊が進んでいるとのこと
西洋より東洋寄りの日本では、まだ儒教のような道徳的観念が浸透しているから欧米のようにはなっていないのでしょう
しかし時間の問題だと思います
預けられるのだと分かって母親と離れたくなくて必死に母親にしがみついて泣き叫ぶ我が子をさらっと保育士に引き渡す姿を見ると、自分の子供の将来も心配になります
欧米のように家庭崩壊が増えると当然治安も悪化するからです
少年犯罪や児童虐待の数は年々増加しています
どうかこれ以上、心が貧しい子供が増えませんように
子供達の笑顔を守りたい
そして、子育てに行き詰まったり子供への接し方や言葉のかけ方が分からないならひとりで悩まないで誰かに相談してほしい